それはとても晴れた日で。
遠距離だけれど、彼女ができました。
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年末ごろ何人かの女の人とデートしたり連絡を取ったりしていたのを、年始でぱったりとやめた。
なんか違うなって思った。
なんか性に合わないなって思った。
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夜中に電話が鳴った。
お酒に強い君が珍しく酔っていた。
「なんで気づかんとやぁ」
「ほんとばっかじゃないの」
「ばかばかばかばか、ばかぁ」
「かわいい子とデートばっかりしやがってぇ」
「聞かされる身にもなれやぁ」
「もぉー、ほんとばかぁぁ」
言いたい放題言って、泣きたい放題泣いていた。
僕は、完全に、打ちのめされた。
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デートや連絡を止めて、空を眺めることが多くなった。
星がきれいで、空気が澄んでいて、風が心地よかった。
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君と電話する。
君が話す。
君が笑う。
少しずつだけれど 、2人の距離が縮まっていく。
久しぶりのこの感覚が、僕を心地よい場所に連れていってくれる。
不安はないとは言えないけれど、今は考えないことにする。
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この気持ちがいつか永遠になりますように。
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